2010年2月10日水曜日

「ソフィーの世界」&ギリシャ



今日はほぼ半日以上哲学ミステリー?『ソフィーの世界』を読んでたのでございます。
再読何度目かは忘れましたが、何度読んでもスリリングで勉強になります。
いちいち発見があるのが楽しい。つまり、読んでは忘れているのを何度も繰り返していることに過ぎないわけですが(苦笑)。

ギリシャの自然哲学者や、人文哲学の三大始祖、ソクラテス・プラトン・アリストテレスのところは極めて読みがいがありました。特にプラトンの思想はとっても知的にスリリングでした。

「すべての道はローマに続く」などと云いますが、思うにやはりヨーロッパ精神の元祖はギリシャの哲学でしょうね。キリスト教とギリシャ哲学。
そのギリシャはいま財政危機で大変だとか。

結局、あのリーマンショック以後の余波は終わっていないのでしょう。今度はヨーロッパ。特に東欧が危ないんじゃないかという話がありますね。

アテナイという都市から生まれたソクラテス、プラトンといっても古代都市ですから、それほど何でもあるわけではないでしょう。
余裕がある時間の過ごし方のなかで哲学のことを考えながら過ごす。何とも贅沢な気がします(私も贅沢すぎです(^_^;))
でも、当時の古代都市アテネは労働は奴隷が行っていたわけなんですね。市民は労働は忌むべきものとして低く見ていたとか。

何かいろんな意味で考えさせられてしまいます。

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