2010年9月30日木曜日

10月5日、パーソナル・サポート・サービス説明会のUST中継などのお知らせ。

湯浅誠さんなどが中心になって提唱されているパーソナル・サポートの動きについてお知らせです。

湯浅誠からのお知らせ

パーソナル・サポート・サービス説明会・Ust中継アドレス(10月5日)

こちらはパーソナル・サポート・サービスについての詳細な概要・解説です。(PDF)
「パーソナル・サポート・サービスについて」

<パーソナル・サポート・サービス検討委員会の構成員>

(座長) 宇都宮 健児  日本弁護士連合会会長

猪股 正  日本弁護士連合会貧困問題対策本部事務局長
岩間 伸之  大阪市立大学大学院生活科学研究科准教授
奥田 知志  特定非営利活動法人ホームレス支援全国ネットワーク理事長
工藤 啓  特定非営利活動法人「育て上げ」ネット理事長
五石 敬路  財団法人東京市政調査会主任研究員
清水 康之  特定非営利活動法人自殺対策支援センターライフリンク代表
鈴木 晶子  特定非営利活動法人ユースポート横濱
高沢 幸男  寿支援者交流会事務局長
玉城 勉  財団法人沖縄県労福協専務理事
野中 猛  日本福祉大学社会福祉学部保健福祉学科教授
日置 真世  特定非営利活動法人地域生活支援ネットワークサロン理事
本田 由紀  東京大学大学院教育学研究科教授
宮本 太郎  北海道大学大学院法学研究科教授
宮本 みち子  放送大学教養学部教授
山口 寛士  京都府健康福祉部高齢社会対策監
湯浅 誠  内閣府参与
(五十音順)

2010年9月29日水曜日

9月の終わり頃に

 8月最終週から始めたNPO法人の取材活動ボランティア。一昨日行った取材で一応のこと終了です。10月の2週目からまた職業訓練を始めますので、そちらのほうに力点を置くことになりますので。

 私個人としては7箇所取材に伺って、自分で記事を書くのは6箇所です。一応まだ書き終わっていない記事は後ひとつ。

 取材先のひとつひとつが興味深く、とても意味あるものでした。先日書いたとおり「ひきこもり」のハンドブックとしては、直接的な支援組織のみではないのですが、いろいろ自分の想像力を働かせれば、何かとある種の局面で各団体の方法論が援用出来る部分はあるのではないか?と思ったりしました。ただ、それを自分の能力でヒントとして引き出せたか、質問化することが出来たのか?といえば正直それは怪しく、折角取材に応じてくださった機関や団体の責任者の方には申し訳ない思いで一杯です。

 どの機関も誠実にお答えを戴き、特にNPO団体に関しては代表の方々等、リーダーの人たちはやはり強い情熱をお持ちだということを再認識しました。
 この情熱が自分には欠けているところ。

 極く個人的には「ひきこもり」は深刻な時があった思春期や新興(ともいえないか)宗教にハマッて幹部職を逃げ出して以来マインドコントロールに苦しんだ20代中盤から30代前半にかけて以外は、確かに引きこもり的でもあった時期やコンプレックスで苦しんだりしていたと云っても、その上記2点の頃以外ではそれなりに世間に顔を出したり引っ込んだりをしたりしているので、改めて「引きこもり」を真正面から常住坐臥にて考え込んでいる風情は個人的には却って不自然な気がして、あえてブログのサブタイトルに「ヒキコモリストから始めよう!」などとライトな気分を強調してみたのですけれども。とはいえいろいろなところからお話を聴く場面場面・状況の中では渦中の中とでもいうべきか、いま現在において大変なケースがありますから、自分側からのチャンネルでの発想だけでは如何なものか?と。改めて思い直すところもあります。
 考えてみれば、自分だって自分自身がどうにもならず苦悩の中に沈んでいたことがあったはず。ただ、とはいえ、自分の苦悩も全然甘いものだったかもしれないと思うこともあり。話を伺う中で思わずこちらも胸苦しく、涙腺が緩みそうになる瞬間がありました。

 引きこもりとはいっても、それは状態像の表現ですから、仕事が見付からずに元気が出ないまま結果として1年2年と、あくまで結果論として引きこもってしまった内気な人から、多分相当大変な精神的な問題を抱えている人まで幅広くいるわけで。。。

 出来れば、もっと多くの場所、今後地方の取材などもあるようですが地方として抱える問題も知りたいですし、今回、初対面で思いつきで聴いていいものかどうか、悩ましい質問も必然的にありますから、そのような面ももし改定版が作られる機会があれば是非に、という感じもあります。
 10月以降も今月同様に取材は続きますし、これからは地方もありますから、NPOで活動しているメンバーは大変です。そして想像するに最終の構成や監修の段階こそが一番大変でしょう。その点では団体の代表、副代表には心の中でお願いします、というところです。ある面では私自身、その点で無責任でいられる面がありますので。

 もう少し無責任な事を書けば、今後はNPOや公的機関のみならず、医療機関やPSW、臨床心理士等の考えかたまでインタビュー対象として広げられないかという感じがあります。

 それからこれも極く個人的関心から云えば、中高齢就職支援の方から伺えた話などで実感がより増したのですが、その他のNPO支援機関も含め、マスコミ報道などからは解らない社会のボトムの実相などを体感できることが出来るのではないか?ということです。その観点からもう少しいろいろ話を聴けることがあるのではと思いました。
 その点では公に取材という名目で真っ直ぐに支援者の方々や利用者の方々の腹くれない生の声に少しでも触れることが出来たのは「役得」で、そのような事業を手に入れてこのような取材という機会を与えてくれたのは感謝です。

 繰り返しになりますが、今後地方取材や構成、監修作業がより大変なのは容易に想像できます。まだまだ頂きが見えない段階でこのようなことを書くのは無責任の誹りを逃れられませんが、それを承知で書いてしまいました。

 年度末までのハンドブック完成に向けて他のメンバーが頑張っている姿が想像できます。頑張ってください、などとは云いません。どうか宜しくお願いします、と思うところです。

2010年9月24日金曜日

ちくらと旅行を。。。

してまいりました。

丁度、同居している親父が肺癌にかかって5年目。節目にちょっと患部に影がありそうだということで専門検査を受けたところ、とりあえず今は問題無いとの診断を受けたこと、私自身が23日に誕生日だったこと(嬉しくない!(^_^;))、本当は6月に行くかという話があったのですが、厳しい暑さが続いたこと等々が重なって節目がいいだろうということで2泊3日で行きました。

自慢できることがない自分は、遠出の際は基本「晴れ男」であることだけが唯一の自慢なのですが、今回もそのジンクスは守られ、洞爺湖温泉、羊諦山、ニセコ等々そこそこ晴れて大好きな自然景観を満喫しました。

今回は高齢両親に合わせ、超スローなペース。日が高くなって出て、日が高い内に宿入りするようなヒッキー的旅行です。w

贅沢な時間でした。ただ、両親の老いは部屋を同じにして過ごせばより増して実感。いまの朝ドラじゃないけれど、いつか別れの来るときもあろう。
日々、この種のことに関してはきわめて日本的な情緒を持っている自分を実感しますね、最近は。素の自分は極めて古風な日本人的だと思うのだよ。

 携帯で写真を撮るなんて似合わないことをやりましたよ。今回の旅行で。
ウィンザーホテル前(宿泊地ではありませんw)
ウィンザーホテル前から見る洞爺湖
昭和新山
洞爺湖畔
洞爺湖畔(2)
贅を尽くした夕食をいただきました。スミマセン!
デザートなど。こんな贅沢は年に一度だね。
洞爺湖畔での花火大会
同上(2)
特産?白クマラーメン
オジサンのジサマ、バサマでごぜえます。

2010年9月19日日曜日

My Playlist

My Playlist

取材内容を原稿化する中で

少しずつ取材先で得たお話を原稿化する作業をしていく中で思いました。
この6月から6週間受講した新しい公共の具体的な一環、「社会的事業就業コース」の勉強のこれは一種の『卒論』的な側面もあるな、と。
目的は手伝っているNPOの事業の手伝いですが、昨日に書いたとおり目的と常に解りやすく合致するNPO団体や機関ばかりではありません。
でも、何らかつながる点はあるし、ヒントもある。
まぁそれを観念的に広げるとすべてのNPO的なものと接点がある、という話になりますが、そこまで行くとちょっと広げすぎかもしれませんので。

取り組みのいろいろな場所や取り組みの違い、場の雰囲気や場そのものの作られ方にも各団体の代表や職員の哲学が垣間見られ、そういうものも含めての支援なんだろうなと振り返る中で思います。

話を戻すと、学習の場では感想はあっても卒論は無かったので、それに見合ったことを今やっている気がすると。
そんなことを思っている次第です。

2010年9月18日土曜日

眠り病?

本日は堤未果さんと伝説的人物、むのたけじさんの講演及びシンポに参加したのですが、最初に登壇し講演された堤さんのお話の途中で不覚にも船を漕いでしまいました。あれほど楽しみにしていたのに、何てことだろう!
堤さんの喋り口が非常に落ち着いていて柔らかだったせいか、癒しの音楽のように聞こえてしまったのか。話している内容はシリアスなはずなのに、どうしたものかと思いましたね。朝日ニュースターで放映中の「デモクラシーNOW!」のキャスターも務めていた時期もあり、ずっとファンだったのに。

実は、その前に昼飯を食べてしばらくの時間も腹がくちたら、目をつぶってしばらく船を漕いでいたのです。呑気すぎる!と怒られましょうが、まぁいつも昼時は確かにそういうところがあるのですが。本日は自分にいささか呆れましたよ。

次の95歳になったむのさんの元気なこと!獅子吼のような叫び?は身体的には強烈な刺激となって目覚めさせられました。いや~。凄い。本当に元気です。

(お二人の話はここだけの話、ちょいと後で聞き返し。。。)

その後本日最後の取材。今日はフォロワーとしての参加。
この3日間、いろいろなタイプ、個性のある場所を見聞出来て、お話もじっくり伺えて有難かったです。
胸に染み入るような言葉、味わい深い話にもいくつか出会えましたし、本当に良い機会でした。
10月から訓練校に通うので後自分で行く場所も1箇所か2箇所でしょうが、本を作る際にすべて内容に関して機を同一にするかどうかということはまた別ですが、個人的にはとてもいい機会を得た、というのは間違いないです。
具体的に出会いに行って、思いを伝え聞くというのは自分にとっても大事なことでした。1回の取材とはいえ、もっと深めた部分まで聞くこともできたのでは?という反省点は多々ありますが、普通の対話もインタビューと考えれば、すべては応用編かもしれません。いろいろ伺ったことはヒントとなり、今後の何ものかに繋げていければと思います。

とはいえ、やはり緊張もどこかあったか。あるいは秋らしくなり、夏の緊張感が解けたのか。舟漕ぎ時間がやたらに多い此の頃なのです。
基本的に眠り病なんだよね。

2010年9月14日火曜日

911が過ぎて。



首相の続投が決まりましたね。今後の政治運営は大丈夫かな?
自民党としては与し易いでしょうね。

今回の代表選挙はテレビなどのマスコミとネット世論が分裂していた、というのが私の印象で、結果はマスコミの伝えた印象がサポーターにも影響を与えたという感じが大いにします。
期待薄ですが、菅首相には市民派だった自分を取り戻して欲しいですね。(どう考えても期待薄ですが)。

生意気な前段の文章でした。
訓練校から連絡がありまして、不肖、10月5日より再び私、職業訓練に戻ります。
我が恩師の毒舌で云えば、「これも新しい公共事業だな」だって。
そうかもね。生産労働には従事しないけれども、公共事業かも。少なくとも、委託校にとっては公共事業だな。
でも、しっかり勉強します。はい。

木曜日以後、3件取材があります。そちらからも良い刺激となるお話を伺えれば有難いな、と思います。

2010年9月10日金曜日

やばいかも?

今回の基金訓練は率直に言って受からない人が一人か二人なんですけれども、何かその中の一人になるような気がしてます。

行ってみたら驚いた。かなりの数の方がやけにリラックスしている様子。
すでに訓練生としての一体感の一部が垣間見えているかのよう。
こんな雰囲気は今までいろいろ訓練試験受けてきたけれど(苦笑)、初めて。
なして?もしかしたら、他の基金訓練が終了してから今日受験したところに移って来ている人が何名かいるのかもしれませぬ。

横耳で聞くと結構社会人としての風格がある感じの方ばかり。
(そう見えただけかもしれませぬが)。

落ちたら「丸出だめ夫」の写真、こちらのブログに貼ります。

面接の最後でワード、エクセル、上級を目指すのであれば、必要経費以外で別に教材購入できますよ、自習も出来ます。講師も対応できますからぜひ頑張ってくださいなんて。緊張感が無い(嘘、嘘。失礼!)面接の最後に喜ばせ。もしも喜ばせだけだったのなら、「魔太郎がくる」の写真も貼ろう(笑)。

失礼いたしました。(^_^;)

2010年9月9日木曜日

簡単ですが。。。

NPO法人の関係で、このところ関係団体、関係機関の取材にうかがわせて戴いています。
皆さま、誠実なお答えをいただき感謝しています。
私は自身の問題としても別の意味でもいろいろな刺激をいただいています。
つたない取材にお応えしてくださった関係諸団体の方々に改めて御礼を申しあげます。
明日は改めての職業訓練の面接に行ってまいります。
競争率低いんだけど、落ちたらどうしよう?
立ち直れないほどの倍率の低さなのでありマス(苦笑)。
明日も頑張ってきます。
頑張るという言葉は好きじゃないので、なんとかなるように、なんとかしてきます。ハイ。

2010年9月5日日曜日

ここ2日のツイッターから

昨日はビックイシューさっぽろの3周年記念講演でありまして、4時間近くの会合であったことも含めて、自分自身整理しきれないほどいろいろなことを身に染みて考えさせられた良い1日(その後の友人との時間も含めて)になりましたが、なかなかその会合の様子をレポするには自分の中でまだ客観的になりえないところもあり、一応少し時間を置こうと思います。

そこで最近流行のツイッター。
自分は昨年の9月から「これ」を利用していますが、どんな感じの書き込みしているか、ということでここ2日のつぶやきをコピペさせていただきます。

2010年09月04日(土) 6 tweets ソース取得:




お早うございます。やっと今日は初秋らしい、空が高めの柔らかな日差しの朝だ。例年ならこの空の天気は8月中旬過ぎにはおとずれ、爽やかな気分が嬉しいと同時に、長い冬の予兆にどこか寂しさを感じたものだが、今年は心底、この空と天気に「ほっ」とする。
しかし全国的にはまだ酷暑でしょう。どうかどうか、お身体ご自愛くださいませ。


posted at 07:11:35




気持ちのいいインスト曲が冒頭だ。ウィークエンド・サンシャイン。


posted at 07:12:14




気配を感じ取る能力を取り戻したいものだ(欲しいものだ)。現実生活には役に立たないものだろうケド。現実の枠組みを越えねばならないときにきっと。#gegege(※ゲゲゲの女房を見て)


posted at 07:20:46


ウィークエンドサンシャインに帰還。(※ピーター・バラカン氏がDJの音楽番組)


posted at 08:03:10




私たちは今、自分が人生でバランスを保っていることを自慢すべきじゃないと思う。バランスを崩すには、うまくいかないことが一つだけあれば足りる。(カーラ・ブルーニ仏大統領夫人)。


posted at 08:03:42




2010年09月05日(日) 3 tweets ソース取得:




昨日のビックイシューとエンパワーメント的な話しとなったNPOのシンポを聴きながら、自分の中の「足りなさ」を客観的にも情緒的にも両面で感じた。年齢を過ぎ、良かれ悪しかれ自分の個性というか癖は直らないだろうが、極力白紙で人の語りを(言外の意味も含め)体感しながら聴いていかねばと思った


posted at 10:30:19




価値観は変えられなくても、考える過程の方法を学ぶことは出来る。今からでも遅くない。そう思いたい。それだけでも先行きが見えない時代でも幾筋かの希望が垣間見えてくる。。。


posted at 10:32:35




RT @komachan9: RT @syashingo: 【拡散希望】定期的に湯浅誠さん(@yuasamakoto)から送られてくるお知らせがすごくいいです。個別に配信登録することも出来ます。ツイッターってこういう使い方ができるから便利 http://bit.ly/dh94JD


posted at 10:47:37

※RT=リツイート、人のつぶやきをいわば、そのままコピーする機能。フォロワーに広げたいメッセージや自分が共感するつぶやきなどをマークして自分のツイッターにメモるような感じ。

湯浅誠さんからのお知らせブログ

湯浅誠さんのほうから全国での社会的課題を考える会合や、市民活動系の講演、シンポジウム、映画、その他アート情報などの最新情報を伝えるブログを見つけました。こちらでもご紹介させていただきます。

湯浅誠からのお知らせ

直接のメール配信も受けられる様子。まずはブログを覗いてみてくださいませ。