2010年6月18日金曜日

研修折り返し。

NPOのOJT、丁度半分が終わりました。
この間、週2日半の一般就労を目指す人たちの就業訓練の参加と、NPO法人の事務作業を
手伝うことで過ごしました。

やはり一番印象に残るのは当事者の方々が参加する就業訓練でしょうか。
現在ワードは行っておらず、コミュニケーションスキルの勉強が丸一日と、残り1日&半日は
エクセルの勉強をされておられます。
エクセルを教えていらっしゃるのは障がい当事者の方。
多くのメンバーが苦もなくオフィスコンピュータを操作できるので、後半は私たちも完全な
受講生として過ごしました。
最初は障がいをお持ちの先生に対する気遣いが参加メンバーにあるのかな、と思っていましたが、
どうもそうは思えません。
言葉が出てくる機能面も含め障がいが、外的にもはっきり分かるのは当事者の講師の先生ですが、
その先生の明るさに生徒さんたちの情緒的なつながりを感じます。
何というか、お互いの支え合いのような優しさを感じるんですねぇ。

私自身、こういう就業訓練なら受けてみたい、と思いますね。
ある意味ではオルタナティヴな職業訓練で、普通の職業訓練生のほうがむしろ情緒的には醒めている
ともいえそうで、それは私にも有ることでありまして。
ここで普通だの、そうでないのという区分けもおかしいような気がします。
まさにオルタナティヴなありかたで、こういうかたちが一つ、社会の大きな位置を占めて欲しい気も。

あとはいろいろなものがつながっていけばいいなぁと思いますね。
問題意識の共有であれば、どんな組織形態でもいいと思いますね。要はそれを考える個人がいろんな
場所で「居る」ということなのでしょうね。

さて、あと5日の職場体験。もう少し何かつかめるかな?
不思議なもので、障がいがある人も普通に仕事に来るスペースだとそれが当たり前になってしまいます。
もちろん、コミュニケーションだって当たり前なんですよね。
だから、世の中に当たり前に障害を持つ人がいれば、それは皆にとっても当たり前のものとなるでしょう。

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今日は暖かく、道庁赤レンガ前で昼食。
沼からあがったカモがとても平和です。ここにはカラスから鳩からカモからスズメまで。
みんな平和に共存中。このまどろみこそが天国なり。

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