2010年6月14日月曜日

研修一日目。

障がい者支援事業系のNPO、昨日HPを紹介したNPO団体の実習に入りました。
もちろんまだ研修初日ですから、様子とかは掴めないのですけれど、基本的に私は1年間の就業訓練コースの様子を見させてもらうことになりそうです。
オリエンテーションを受けた後、早速受講風景の中に入ったのですが、コミュニケーションスキルの授業は本格的なビジネス・コミュニケーションの先生が教えており、メンバーの人たちの雰囲気も明るく、正直言ってどこに問題があるのか。一目する限り、分からないほど普通な感じの若者たちです。

デジャブ感的にいえば、初めてひきこもり当事者の会「SANGOの会」に参加させてもらったときと同じくらいの意外感でした。

印象としては、いわゆる発達系の問題を抱えている人たち中心で一般就労を考えている人の職業訓練という感じを持ちました。ただ、それもその性格が目立った雰囲気ではありませんし、講座の内容も私自身が聞いていて勉強になる、普通に職業訓練を受けていても参考になるだけのレベルです。それだけにアイスブレーキングやコミュニケーションゲームを含め、私自身のテンションも高くなってくる授業の中で、多少午後遅くなると疲労の色があるとはいえ、みんなキチンと講座を受けている様子を見ると、「あ、いけるんじゃない?」と素朴に思ってしまいました。1年間とはちょっと大変な感じもありますが。(但し週3日)。

というか、自分とどこに違いがあるのか。違いがあると考えるのがきっとおかしいのだろう。ではなくて。違いがあるのではなくて、個々の普通の人間に普通に個別の悩みがあるように、ここに集っている人たちみな就労を求めつつ個別に自分の苦労を持っているのだろうな、と考えるのが自然なものの気がしました。

つまり、それって自分と同じじゃない?ということです。
-というのをまずベースにして考えるのが正しいような気がします。
その上で何か個々に固有に困っているところをちょっとお手伝いするような感じになるのかな?
いや、マジに自分自身が受講生になったほうがいいみたい(笑)。

まずはファースト・インプレッションですから、今後どう変わるのか、変わらないかという感じですね。
考えるよりも感じてください、と団体の方からお伝えがありました。ぜひそうしたいと思います。

その上で事業が順調なこの受け入れ先団体ですが、そして午後詳しい概要を聞く中でやはり相当考え抜かれているな、と思いましたが、とはいえやはり何らか運営上の悩みもあるはず。実習の最終局面でそのようなことも質問できるまで馴染むことが出来れば、と希望しています。

ブログ・札チャレ日記

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