2011年8月12日金曜日

ストーンズの変則ベスト盤「ジャンプ・バック」


昨日よりも過ごしやすくなり、夕方以後はかなり過ごしやすくなりまして、やっと夕方以降、元の感覚が徐々に戻ってきたなという感じであります。

行き詰まり感が相当ひどかった中、たまたま春に相談に行っていた道委託の職業カウンセラーの方から電話をいただき、そこで少し話す中でやや落ち着きが戻りました。

いい年して恥ずかしいですが、なんかまだ八方ふさがりというわけではないんだなーという気がして。(困ったもんで、「八方ふさがり」とか。そんな気になってしまうんですね。辞めてしまったところの上司などは、人格100倍出来た人でどれだけ辞める時にも救われたかわからないのに。)
時の薬、まだ通用するかなー。

時と言えば、ストーンズ。ロックンロールでもう40年以上ですか?最近こそニュースを聴きませんが、ドロドロの中でも継続は力なり。いろいろ言われもしましたし、私もパンクから始まってるんで、冷やかに見てたりしてましたが、改めて聴くと、やっぱり凄いですよ。ストーンズは。2曲目の「ブラウン・シュガー」のイントロで久しぶりに身体に快感が走りました。もう何回も何回も、どこでも聴けるロックの定番なのに。

知る人は知る、彼らはロックンロールというよりも、むしろブルースとか、その発展形としての50年代、60年代のリズム&ブルースの大好きな連中たち。つまり黒人たちの「これしか手段が無かった」、黒人の敬虔なキリスト者たちから見れば悪魔の音楽にどうにも魅入られた人たち。
ロックンロール成分の主はチャック・ベリーなのかな。でも原型は、ブルースに魅入られた人たちなんだと思う。だけど、どうにもロックンロールとしか言いようのない。その生命力。

このアルバムでは自分としては60年代末から70年代前半くらいまでしか認めていなかったんだけど、80年代以後のもたっぷり。
で、馬鹿にしてた80年代以後の楽曲もやっぱり全然違う。その濃く味。さらっと本物。ミック・ジャガーを筆頭に流石です。

アルバムは乗りのいい前半、ゴスペル風味からファンクの中盤の流れ、バラードの名曲群に、ラストの80年代以後のパンキッシュな硬質な楽曲群。選曲の流れがいいんだよね。
ストーンズ、ばんざい。
ブラック・ミュージックばんざい。


昔から大好きな曲だけど。今さら沁みるのは、気分なんだねぇ(苦笑)

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