2015年8月21日金曜日

インタビュー第五弾 政治学者、田口晃さん。

お久しぶりです。新しいインタビュー記事の更新が収録日より丸まる二月遅れてしまいましたが、昨日掲載をしました。
 http://ethic.cloud-line.com/interview/16/
 
 今回は「民主主義」について。収録は6月19日で、NPO法人Continueというところで毎週行われているオックスフォードのペーパーバック、「Buddism」の英語購読会のファシリテーターをしてくださっている田口晃さんに七回にわたり、北海学園大学法学部一般教養の政治史を自由討論の中で学びながら、その背景を元にしてContinueの理事長さんとスタッフさんを交えた座談形式で行いました。それゆえ、私たちの準備の続きをもとに話しあいを行ったため、内容がやや難しめというか、抽象度が高い面があるかもしれません。ですが、いま、民主主義の意義が改めて問われている状況なので、アップ・ツー・デートな内容だと思いますし、同時に、NPOのスタッフの方の発言や私の発言で、「民主主義はどういうものと考えてこられ、その実質が、意識や考え方として(日本で)どういうふうになっているのか」を考える耐久性の高い内容になっていると思います。

 今回も分量は多めにとりました。形式話ばかりでなく、「本音の」というか、意識の深層に内容が後半特に、展開がなっていくのが見えてきて、いろいろと刺激的な内容になっていったと思います。少なくとも私は非常に面白く、今後も似たような別の企画を立てれればと思います。「いま、民主主義はどうなっているのか」というところに関心があるかたにじっくりご賞味いただければ幸いです。
 次回のインタビューのお話はすでに7月末にお訊ねすることができました。今回は発生生物学の先生で、生きものの世界の生存戦略の不思議さ、面白さ、そして自然界の生きものとして、特異な存在であるわれわれ人間の登場から今後のありかまで、非常に面白い、トリビア?も満載な内容です。幸いに、自然学と人文学の出会いの内容になっております。できれば来月には掲載したいと思っています。どうかお楽しみに。

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