2012年1月19日木曜日

白いソウルも黒いソウルも本物のソウル。

 タイトル、語弊がありますけれども。。。
 白人のいわばソウルマンといえば、ヴァン・モリソンが代表的なそのひとり。アイルランド出身で、アイリッシュの魂も織り込み、黒人音楽にも深い憧憬を持ついわばアイルランドの至宝の60年代ビート・ミュージック界から飛び出したソウルマンです。ビートルズのデビューのころと彼のデビューはそれほど変わりません。もともとは、ザ・ゼムというアイルランドのブルースの影響を受けた「黒い」ビートバンドのリーダーでした。

 ヴァン・モリソンはキャリアの長さの割に巷間伝わるように、なかなか頑固一徹な人柄で、YOU TUBEにも映像があがってきませんでした。あがってもすぐ消されるありさま。ですが、最近は割とゆるくなったようで、若いバリバリの頃の素晴らしいライヴ映像があります。
 ベテランになって演奏には時々ムラが見られますが、この演奏は「神がかり」です。この「レイター・オブ・ジュールズ」(日本では「ジュールズ倶楽部」のタイトルでCSでしばらく放送されてきました)での演奏は、まさに神憑り。ファッションはマフィアのドンみたいですけれどもw。

 僕はこの演奏に映像で出会ったとき、どれだけ震えたことか。全体の演奏のテンションが緩やかながら非常に高いのですが、特に間奏のギターを奏でるミック・グリーン(伝説のギタリストです)にも震えがきます。

 この映像は長いこと消えていたのですが、白みがかった映像で再び登場。すでに10万回以上のアクセスあり。やっぱりね。
 丁度この映像に出会ったころ、親父がちょっと危なかったもので、もとに戻って退院した頃に見て感動した記憶があるので、より一層思いれがあるのかもしれません。僕にとって癒しの音楽はこれですよ。



 もうひとつ、こちらは本物のソウル。グラディス・ナイト&ザ・ピップス。「ミッドナイト・トレイン・イン・ジョージア」で有名ですが、何しろ、このグラディス・ナイトという歌姫の歌、間合いこそ。本物のソウルというもの。確かにアリシア・キーズやエイミー・ワインハウスもいいのだが。。。より元祖を聴くべし。映像も宜しく、しばらくぶりに彼女たちの音楽を聞いて酔いしれました。「ミッドナイト~」を含む、2曲をどうぞ堪能あれ。



 何か唐突に洋楽ブログなんですが。。。要は、勉強からの逃避なんですよ(苦笑)。たはは。今週の日曜日にファイナンシャル・プランナー3級の検定試験なんですが、あまりにも学ぶ(暗記?)範囲が広くて難渋中なので。ちょいとばかり息抜き。それを本質的に人は逃げとも言う、と(*^_^*)
 

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