2011年11月8日火曜日

震災前よりまともな働き方を(Ust)

 東日本大震災女性支援ネットワークというところで行っている学習会のUstrem中継が本日の7時から9時過ぎまで流されていて、それがとても興味深いものでした。



Video streaming by Ustream
 
 学習会の中心は、元朝日新聞編集委員で、『ルポ・雇用劣化不況』(岩波新書)という名著の著者、竹信三恵子さん、弁護士の中村麻美さん、そして番組を最初から見られなかったので立場は良く知らないのですが、おそらくハローワークの関係者の方なのでしょうか。河村さんという方。

 主に被災地三県において、特に女性の均等待遇を訴える活動をしている人たちとのつながりの勉強会で、被災三県と女性労働がテーマのベースかと思いますが、私は河村さんという方の語る雇用保険にまつわる雇用政策の具体的な話が非常に興味深かったのでした。(21分過ぎ辺りから)。

 ちょうど雇用保険法の勉強の復習を一通り終わらせていただけにタイムリーでもありました。

 社労士の勉強といっても両義的な思いがいつも抜けません。例えば厚生年金保険は正規社員の老後を守る大きな2階建て年金ですし、FPにおける所得控除政策も非正規・正規の社員間と所得における逆進性(税や社会保険料が所得が低い層により厳しいものになっている)の著しさに何とも言えない思いを抱いています。

 矛盾を感じつつ学ぶ。そのことの意味は、自分をより強くするのか、より自分を不安にさせるのか微妙なところではあります。

 話が横にそれましたが、自分のように雇用政策の観点。あるいは被災地支援の観点、女性労働の問題への関心からの観点。
 いろいろな角度から見ることが出来ます。けして音声もよくありませんし、このような話題に関心を持つ人は少ないかもしれませんが、各種勉強会等々に参加できない人などには良い内容かと思い、録画をアップさせていただきます。

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