2010年6月27日日曜日

ネットカフェに行ってみて。

昨日は6月なのに真夏の暑さ。
そのせいも半分ありますが、エクセル自習のためにネットカフェ「自由空間」に会員登録しました。
なるほど、これは便利だ。
コンピューターが古いよという話も聞いていましたが、実際はパソコンも調子が良く、エクセルも試験に出る「2003」でありジャストです。
それにサービスがいい。漫画も読み放題だし、テレビも見れる。
私は会費300円払って千円の3時間パックを利用してみましたが、結局そのうち最後の1時間くらいはネットを利用してしまったなぁ(汗)。
自分で作っているブログやマイスペースなどのソーシャルネットが他でどう見えるか確認してました。
やっぱりデスクトップ型のパソコンはいいなぁ。

ただ、問題は席はリラックスできるように背中を奥深く落とす形のソファーになっており、ソファーの高さも調節できないので事務作業をやるには明らかに不向きであるところ。むしろ何かを眺めているような形が一番快適に出来ている、という印象です。
それともう一つ往生したのは店内のクーラーの利きすぎ。
正直、これ以上は勉強できないと思ったのは半袖ポロシャツ姿では余りにも寒いから。今度行くときはカーデガンかセーターが必需です。これって、カラオケ店などもそうですね。燃費はもう少し節約したほうがいいと思うのですが。

ネットカフェが便利だというのは否定しがたく、「ネットカフェ難民」という言葉が出てきたときある種の貧困に対する否定的見解が噴出したのはそのような一見の客としての便利さ、快適さの印象としてそういう風に感じられるということでしょう。
でも、自分としてはここで半日生活するのはせいぜい最高でも2,3日だと思う。
いろいろなアプリケーションが揃っていて大変便利ですが、それは家庭の生活の延長線上にある便利と贅沢でしょう。そしてそれに見合った安さがあるということでしょう。

その点では比喩に誤解があるのを承知で言えば、昔の「パチンコ屋」などに近いものかもしれません。
(誤解を生じたらゴメンナサイ)。

2010年6月26日土曜日

振り返りという言葉にこだわりて。

最近日が昇るのが早くなったのと暑さのために早く目が覚めます。
特にせっかく実習が終わったのに今朝は五時にお目覚め。故に連投です。

昨日は文書検定の合格証と、エクセルの3級検定を受けようと基金訓練に通っていたパソコンスクールに久しぶりに行きました。実は今の訓練を受けるようになってから、全くエクセルの自習はしておらず。
日商試験にはそれでは厳しすぎるということで、試験は7月17日に伸ばすことにしました。3日は無謀すぎるという結論に達して。
今の訓練が9日までなのでそちらが適切なんですよね。ただ、自分がそれまで意志が持つのか不安だったのですが、教室は平日は5時から7時まで自習で使わせていただけるとの事。甘えてそこで自習して検定に備えようと思います。

自習室にて前一緒に学んでいたメンバー4,5人と遭遇。笑顔で迎えてくれたのが素朴に嬉しかったです。
やはりエクセルは相当深くやっている様子。横で同世代の元営業マンだった方の作業を見ていましたが、パワーポイントも見事。話したところ、「エクセルはかなり使えるよ」との話。やはりエクセルはビジネスには奥行きが深いみたい。その人はもっと突っ込んで勉強したいとのことで、OA6ヶ月の深堀りコースを今の学校が終わったら同じ学校で受けたいとのこと。明るい人ですが真面目な人なので、ぜひ希望がかなうことを祈りたいところです。

彼と話していて、ネットカフェでオフィスソフトを使えるかどうかの話。今日自分が行ってみようかと思っていたネトカフェにその人も会員登録している様子。PCは古くて使いにくいよ、という話ですが。
今日行ってみようと思います。実はネトカフェは初めて。ネトカフェと漫画喫茶併用の店で漫画喫茶にいたことは何回かあるけれど。

ところで実習先では全部で5名で出かけましたが、やはり他のところに行っているメンバーも含めてみんな人生のターニングポイントに立っている人たちだと思うんですね。
やはり仕事も自分中心ではなく、社会のためにもなることで生計を得たいという考えかたは新しいと思うし、そう思うにいたるには個々人の価値観や、それ以外にも社会的環境の変化でどうも少しずつ地殻変動が起きはじめているんじゃないかとも思うのです。

結構ちゃんとした仕事をしてきた人も多いですから。
私は今でも自分で生きてきたというより甘えて生きてきたことをを隠してますけど。
ですから、第一期の社会事業コースのメンバーの多くは人生のターニングポイントで新しい公共の仕事に向き合いたいと思う人たち。そして僕は迷いの中でターニングポイントに立っている、人。
あえて云えばそんな感じでしょうか。

一応、職場実習が終わりました。

 昨日で職場実習が終わりました。ひと言で感想を言うと過去福祉関係で行った実習を超えるようなことはなかなか難しかったかな、というのが本当のところです。籍を置かせてもらったNPOは事業系NPOとして市内でもおそらく突出して成功している場所なので、各職員の方も仕事に追われていて与えられた仕事をこなす以外の部分で接点をもらうという風にはなかなか行けなかったし、立ち入れなかったというのが正直なところです。ただ、自分なりにモチベーションは下がらないように意識的にデティールを見るように努めるつもりではありました。

 1週目と違い、当事者や利用者の方との接点はほとんどなく、事務仕事をすることが中心となった2週目でした。メインはNPO設立10周年を記念したイベントパーティに参加する人たちに向けて「チャレンジする人たち」、つまり当事者の声を通信誌から拾い上げて1冊の冊子にまとめる作業、もう一つは約1500名にのぼる通信読者に対し、時代を反映して紙による発行からメール配信に移行するなかで紙媒体での郵送希望者の名簿作り、そして3番目にその他の細かな作業(重度肢体不自由の方のための通信機器用補助具のメーカー検索や、「通信」の紙からメールへの移行に関してどちらを希望するかで戴いた返信の中でメールアドレスを忘れた方に電話してメルアドを確認するなどの作業)です。

 形が最終的にどうなるか分からない中での与えられたことを試行錯誤でやる作業のなかには、細かなことをいえば初めてやることもあり、そこではITに詳しい元・有能なサラリーマンの方が仲間にいてくれたことが大いに助かることでした。
 しかし小冊子を作るための両面刷り印刷は高速コピー機を使うだけなのですが、最初は手間がかかってビクビクものでしたし、差し込み印刷でラベル貼りを頼まれたときは往生して上記した人にほぼ全面的に頼るような按配でした。
 昨日も最終的にはそれら150人集まるパーティにお渡しするものを並べて流れ作業で一つの手提げ袋に幾つもの資料を入れていく作業で、実は私の苦手分野である「数がそろっているか確認する」「流れ作業で最終的な形まで持っていく」等々の仕事があり、ほとんどNPOに来ているという気分が抜けちゃってましたね(苦笑)。余裕がなくなっていた気がします。

 結局、オーラスの昨日一番自分らしさを出せたのはメルアドが分からない方に電話で確認する作業かな。電話でお願いする仕事は一番苦になりません。そこはまぁ、コールセンターで発信の仕事をやっていたせいでしょうか。そのように過去の仕事で得たものがある種の習い性なら、大きな意味で事務的な仕事を望んでいる私にとって、まだベーシックな課題があるな、と思いました。
 事務に限らず、たな卸しのような作業は本当に苦手でして、社会人としてもっとも基本的な仕事の一つであるのに、これでは困るな、と再認識しました。

 少し愚痴っぽくなってしまったでしょうか?でも、このNPO「札幌チャレンジド」は水曜日に地元紙、北海道新聞にも一面公告を打ってまして、これは少なくとも道内では画期的ではないでしょうか。また、その協賛企業や団体、個人の方々はなかなかそうそうたるメンバーで、NPOとしての経営センスが相当に高い、ということは事務仕事をさせてもらいながらつくづく感じることでした。

 ITに特化した障がい者自立支援のNPOですが、言葉が悪く響いてしまうかもしれませんが、その時代時代のトレンドとなる障がいの問題にいち早く気づき、そのような方がたにどんな仕事をやってもらえるか、そしてそのためには何を学んでもらえそうかを考え、法令に関しても常に敏感に向き合う姿勢がいまの事業の成功に結びついていると。そう考えて間違いなさそうです。

 来月の上旬に理事長が今度は座学の際に事例研究としてお話をされるようなので、自分としてはこの2週間を自分なりに振り返り整理して、また新たな気持ちで理事長の話を伺えればと思っています。

 何しろ突然の訪問、受け入れ団体の事務局の方々もインターンの人間に任せる仕事を作らねばならないし、足を引っ張っちゃった面もなきにしもあらず、という気もします。ほんの少し、猫の手ぐらいにはなれたならいいな、と思っています。
さて、今度は「振り返りレポート」を書かないとね。

PS.ブログ「札チャレ日記」にもこの1週間の忙しさに触れていますね。数日前に遡って読んでくだされば触れている部分があります。
 また、ホームページも全面的にリニューアルされています。
 障がいの枠組みも医療の進歩や、何だかんだ行っても福祉の焦点の当て方が細かく広くなったおかげで普通に一般人と言われている者たちとの間の垣根が低くなったと感じています。その意味でも今回のインターンのみでは消化不良の面もあった自分ですが、一般の人にとっても、とても興味深い団体として在るといえるのではないでしょうか。
 私もお世話になったこの団体のことは忘れず、緩くとも今後も何らか係わりやつなぎが出来ればいいなと思っています。

2010年6月18日金曜日

研修折り返し。

NPOのOJT、丁度半分が終わりました。
この間、週2日半の一般就労を目指す人たちの就業訓練の参加と、NPO法人の事務作業を
手伝うことで過ごしました。

やはり一番印象に残るのは当事者の方々が参加する就業訓練でしょうか。
現在ワードは行っておらず、コミュニケーションスキルの勉強が丸一日と、残り1日&半日は
エクセルの勉強をされておられます。
エクセルを教えていらっしゃるのは障がい当事者の方。
多くのメンバーが苦もなくオフィスコンピュータを操作できるので、後半は私たちも完全な
受講生として過ごしました。
最初は障がいをお持ちの先生に対する気遣いが参加メンバーにあるのかな、と思っていましたが、
どうもそうは思えません。
言葉が出てくる機能面も含め障がいが、外的にもはっきり分かるのは当事者の講師の先生ですが、
その先生の明るさに生徒さんたちの情緒的なつながりを感じます。
何というか、お互いの支え合いのような優しさを感じるんですねぇ。

私自身、こういう就業訓練なら受けてみたい、と思いますね。
ある意味ではオルタナティヴな職業訓練で、普通の職業訓練生のほうがむしろ情緒的には醒めている
ともいえそうで、それは私にも有ることでありまして。
ここで普通だの、そうでないのという区分けもおかしいような気がします。
まさにオルタナティヴなありかたで、こういうかたちが一つ、社会の大きな位置を占めて欲しい気も。

あとはいろいろなものがつながっていけばいいなぁと思いますね。
問題意識の共有であれば、どんな組織形態でもいいと思いますね。要はそれを考える個人がいろんな
場所で「居る」ということなのでしょうね。

さて、あと5日の職場体験。もう少し何かつかめるかな?
不思議なもので、障がいがある人も普通に仕事に来るスペースだとそれが当たり前になってしまいます。
もちろん、コミュニケーションだって当たり前なんですよね。
だから、世の中に当たり前に障害を持つ人がいれば、それは皆にとっても当たり前のものとなるでしょう。

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今日は暖かく、道庁赤レンガ前で昼食。
沼からあがったカモがとても平和です。ここにはカラスから鳩からカモからスズメまで。
みんな平和に共存中。このまどろみこそが天国なり。

2010年6月14日月曜日

研修一日目。

障がい者支援事業系のNPO、昨日HPを紹介したNPO団体の実習に入りました。
もちろんまだ研修初日ですから、様子とかは掴めないのですけれど、基本的に私は1年間の就業訓練コースの様子を見させてもらうことになりそうです。
オリエンテーションを受けた後、早速受講風景の中に入ったのですが、コミュニケーションスキルの授業は本格的なビジネス・コミュニケーションの先生が教えており、メンバーの人たちの雰囲気も明るく、正直言ってどこに問題があるのか。一目する限り、分からないほど普通な感じの若者たちです。

デジャブ感的にいえば、初めてひきこもり当事者の会「SANGOの会」に参加させてもらったときと同じくらいの意外感でした。

印象としては、いわゆる発達系の問題を抱えている人たち中心で一般就労を考えている人の職業訓練という感じを持ちました。ただ、それもその性格が目立った雰囲気ではありませんし、講座の内容も私自身が聞いていて勉強になる、普通に職業訓練を受けていても参考になるだけのレベルです。それだけにアイスブレーキングやコミュニケーションゲームを含め、私自身のテンションも高くなってくる授業の中で、多少午後遅くなると疲労の色があるとはいえ、みんなキチンと講座を受けている様子を見ると、「あ、いけるんじゃない?」と素朴に思ってしまいました。1年間とはちょっと大変な感じもありますが。(但し週3日)。

というか、自分とどこに違いがあるのか。違いがあると考えるのがきっとおかしいのだろう。ではなくて。違いがあるのではなくて、個々の普通の人間に普通に個別の悩みがあるように、ここに集っている人たちみな就労を求めつつ個別に自分の苦労を持っているのだろうな、と考えるのが自然なものの気がしました。

つまり、それって自分と同じじゃない?ということです。
-というのをまずベースにして考えるのが正しいような気がします。
その上で何か個々に固有に困っているところをちょっとお手伝いするような感じになるのかな?
いや、マジに自分自身が受講生になったほうがいいみたい(笑)。

まずはファースト・インプレッションですから、今後どう変わるのか、変わらないかという感じですね。
考えるよりも感じてください、と団体の方からお伝えがありました。ぜひそうしたいと思います。

その上で事業が順調なこの受け入れ先団体ですが、そして午後詳しい概要を聞く中でやはり相当考え抜かれているな、と思いましたが、とはいえやはり何らか運営上の悩みもあるはず。実習の最終局面でそのようなことも質問できるまで馴染むことが出来れば、と希望しています。

ブログ・札チャレ日記

2010年6月13日日曜日

実習受け入れ先のホームページ

明日から実習に参加させていただく障がい者とITを結ぶ「札幌チャレンジド」のホームページを拝見しましたが、これが実に大変立派なものです。
NPO団体組織としてこれだけ完成度の高いホームページと、その運営内容は改めてちょっとした驚きを感じました。ここには周到な準備と入念に練られたタクティックスがありそうです。
ブログや利用者の方の声のページも読み応えがあります。
ぜひ一覧一読していただけたらと思います。

NPO法人 札幌チャレンジド

2010年6月10日木曜日

感受性

今までの感受性ではなく、新しい感受性が自分には必要だと思い始めています。
今までの感受性、今より若い頃のものは鋭かったかもしれないが、結果的に社会的に無益なものが多かった。

いまでも積極的に他人と話していくのは苦手だけど、一つ一つの会話の中でそこに意味を見出していきたい。
若い頃は右から左に通り過ぎるものが多すぎました。
まがりなりにも今は、いまの社会システムに多少なりとも疑問を持ち新しい何かを始めたいと思う人の集まりでしょうから。

夢を見たあとの感覚が呼び起こす記憶も大事にしたい。
眠りから覚めた後の物思いも「次につなぐ何かのヒント」と思って大事にしたい。

いろんなことがつながっていると思ってそこに自己の倫理優劣はつけず、興味深さを基盤にモノを考えたいなと思いますが、でもそのベースは例えば「ビッグイシュー」などの記事がとりあげる世界でしょう。大きな意味ではそれとかケーブルテレビ、朝日ニュースターの「デモクラシー・ナウ!」の世界。より身近には意外に社会生活の最新事情にとって参考になる「ニュースの深層」。ある意味「クローズアップ現代」などよりも参考になります。(毎日じゃないですけれど)。

物事への関心、狭くて深い付き合い方。そのキャラクターは根本で変えようがないとするならば、そう生きるのが在る意味「運命(さだめ)」ととらえて生きることで、自分を社会的に生かすことが出来るかもしれないと。これは希望的観測の夢ですね。

つまり、皆がいいと思っている方向性に生理が合わせられないなら、オルタナな生き方を選択すれば精神的・社会的に自由になれるかも。他人に迷惑にならないかたちなら。

そしてもう一つは自分にとってオルタナな、自由な思想信条をあちこち口にしたがり共鳴者を求めたりせず、自分の中にしまっておく力。その意味での孤独に耐える力。それも今後必要な自分の力かもしれません。

感受性の方向性を少し変えてみないか?自分自身への提案です。

2010年6月9日水曜日

社会的企業人材創出インターンシップ事業、今後も継続。

私がいま受けている訓練は上記タイトルの訓練ですが、今後も継続的に行われる予定であることが、本日いただいた「北海道NPO情報」で分かりました。

現在無職でNPOやソーシャルビジネス、コミュニティ・ビジネスに関心がある方は検討してみたら如何でしょうか。少なくとも年内に3回は今後も期日も確定して予定されています。(定員30名)。志望動機をA4紙にて記入し、履歴書と共に提出しましょう。詳しいことは新しい「NPO情報」(PDF)か同団体のブログで確認してください。

社会的企業人材創出・インターンシップ事業
受講生募集中です。


【札幌】「就労希望6週間コースⅡ」募集30名
(北海道NPOサポートセンター担当)
◎開講日8月2日(月)~9月14日(火)

【函館】就労希望6週間コース 募集20名
(NPOサポートはこだて担当)
◎開講日9月13日(月)~10月25日(月)
●【札幌】「就労希望6週間コースⅢ」 募集30名
◎開講日9月21日(火)~11月4日(木)

●【旭川】就労希望6週間コース 募集20名
(旭川NPOサポートセンター担当)
◎開講日10月4日(月)~11月16日(火)
●【札幌】「就労希望6週間コースⅣ」 募集30名
◎開講日11月8日(火)~12月20日(木)

●【北見】就労希望6週間コース 募集20名
(北見NPOサポートセンター担当)
◎開講11月予定(詳細未定)
●【帯広】 未定(秋以降開講予定)募集20名
●【札幌】「就労希望6週間コースⅤ」 募集30名
この件の問い合わせ先:北海道NPOサポートセンター(担当:上口、出村)電話011-299-6940
受講終了者のうち低所得など一定の条件を満たす方には「活動支援金」15万円が支給されます。
上記の他、釧路、黒松内~札幌でのコースを実施中です。

●詳しくはHPで 検索「HIT コンソーシアム」

北海道NPO情報・2010年月号(PDF)
NPO法人 北海道NPOサポートセンター